県議会九月定例会は十五日、一般会計補正予算案や風営法施行条例の一部改正条例案など知事提出議案十一件と、議員提出議案の意見書など十二件を可決・認定するとともに、県教育委員に元県警総務部長の千葉照実氏（６４）を選任するなどの人事案八件に同意し、閉会した。
風営法施行条例の改正は、料金を支払った男性に女性を紹介し、売春の温床と指摘される「出会い系喫茶」の規制強化。現在は川口市、越谷市、蕨市で計三店舗が営業しているが、さいたま市大宮区宮町四と、川口市西川口一の一部以外での営業が禁じられる。施行は来年一月一日。
意見書では、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事故について、中国政府への損害賠償請求などを国に求める意見書案が動議で出され、自民党などの賛成多数で可決した。 （杉本慶一、沢田敦）
【東京新聞】
埼玉県は、さいたま市大宮区宮町四と川口市西川口一の一部以外で出会い喫茶の営業を禁止する条例を可決しました。
出会い喫茶の規制が増えてきています。